「印刷できない!何もしてないのに!」
──はいはい、また君か。情シス宛の電話の半分はプリンター案件。(嘘)
俺のPHSが鳴る。それは“紙づまりアラーム”である。
毎月恒例イベント
月1回は必ずプリンタートラブルが起きる。間違いない。
- 何回印刷しても紙が詰まる!
- 両面印刷できない!
- 用紙サイズが違うって怒られるのなんで?
プリンター案件は電話で聞いてても症状を正確に伝えられる職員がいません笑。すぐさま現場に急行だッッ。
梅雨時の地獄
特に湿気の季節は要注意。
紙って意外とデリケートで、梅雨時は吸った水分で微妙に膨らむ。
結果、プリンターが「紙がない」とか「紙づまり」とか、気分屋のアイドルみたいに騒ぎ出す。
解決策は至ってシンプル。
- 紙の向きを変える
- 束ごと新しい紙に入れ替える
何回も言ってるはずなのに、なかなか原課職員には伝わらないのよね。
最大の敵は「人間」
実は、紙づまりの真犯人はプリンターじゃなくて人間であることも多い。
無理やり紙を引き抜いてビリッと破る → 奥にゴミが残る → 次の紙が詰まる → 永遠ループ。
俺がカバーを外して残骸を取り除くと、あら不思議。
「おぉ〜!直った!ありがとうございます!」
実にめでたいっ!
新機種の罠
去年、エプソンからキャノンに入れ替えしたんだが、これが地獄の始まりだった。
- トナーが爆速でなくなる
- 在庫1本で焦って発注
- 納品まで在庫切れないかドキドキ
1本3万の純正トナーが1カ月も持たない!ブヒー!補正予算不可避!
こんな糞プリンタ納入したのはどこのどいつや!また君か!
トナー節約モードという幻想
すかさず全台を遠隔で「トナー節約モード」に設定した俺。さすが仕事が早い。
だがしかし、見た目ほとんど変わらないし、節約されてるのか確認する術がない。
誰が得してるんだこの設定。気休めか?
そもそも印刷しすぎ問題
冷静に考えろ、そもそも印刷しすぎなんだよ。
庁内メールで済む内容をわざわざ印刷して回覧←マジでやめませんか(*´Д`)
ペーパーレスなんて夢のまた夢。
決裁箱に積みあがる紙決裁の山を見るたびに苦笑いが止まらん。
プリンターヒーロー現象
情シス界隈では当たり前の「プリンターヒーロー現象」。(うちとこだけ?) ちょっとした不具合を直しただけで救世主扱い。
サーバーやネットワークを陰で守ってる時には誰も感謝しないのに、紙づまりを直した瞬間に英雄。
おめでとう君たち!よかったね!
まとめ
プリンターは情シスにとって永遠の敵であり、同時に最強の味方。ズっ友。トラブルがあるからこそ俺の存在意義がある。
でも正直、もう紙づまり対応やトナー管理で時間を溶かすのはごめんだ。
FIREしてリタイアしたら、ズっ友解消不可避やね。
今日のXRP
ちなみに今日のXRPは微増。
ここ最近は割かしボラってるけど、プリンターよりよっぽど安定してる。
紙づまりは月1回だが、XRPガチホは年単位。
──早く場苦役こないかな。
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